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レアリスタWeb健康講座〈特別インタビュー〉

健康的なアンチエイジング&ボディデザインを提唱するレアリスタのWEB健康講座として、WHO認定自然療法士としてご活躍されている小林びんせい先生にご協力いただき、とてもわかりやすくインタビュー形式でお話を聞くことができました。

小林びんせい先生小林びんせい先生
自然療法学士(ニューイングランド大学卒)
ホリスティック・カウンセリング(フラワーエッセンス)学士
クリニカル アキュパンクチャー アドバンス ディプロマ
マッサージ サティフィケートⅣ(TAFEにて指導員)
トリガーポイントセラピー(TAFEにて指導員)
アロマセラピー ディプロマ
薬草学 ディプロマ
キネジオロジー サティフィケート
虹彩学 白目診断 サティフィケート
ボーヤン・セラピー
陰陽ハーモナイゼーション・セラピー 指導員
リトム スクエナー 公認指導員
Life ワイルドフラワーエッセンス 公認指導員
国際統合医学会 評議委員

Body Art デザイナー  橋本 誠

健康状態はどこに現れる?

橋本

健康のバロメーターとして、専門家はまずどこを見られるんですか?

小林先生

僕がよく見るのは、
皮膚の状態や目の白いところの状態をよく見ますね。

橋本

目の白いところですか?

小林先生

そう…例えば白目だと酸素が足りなかったら青っぽく見えるし、お年寄り
の方だと白く濁って見えるなあって方もいるでしょ。そういう方は身体の
中の活性酸素が非常に多くて、細胞を傷つけている状態が起きているって
認識するんです。
身体の毒を排出することができないから、目もどんどん白く濁っているん
だよね。

橋本

へえ~なるほど。

小林先生

身体の中の細胞一個一個も同じで、そういう目の状態っていうのは細胞ひとつひとつの毒を出す能力もどんどん低下していってるってことなんですよね。
細胞の中の液体と細胞の外の液体では、外の液体の方がアルカリで酸性度が少し弱いんです。
例えば僕たちはご飯を食べてブドウ糖を燃やすじゃない。そうやっていろんな代謝物をつくっていくわけだけど、代謝物ってのはほとんど酸性なんですよ。
運動するときに乳酸が出るじゃない。乳酸は特に酸性度がものすごい強いんだけど、それを細胞の外に出そうとした時に外がアルカリだと出ていき易い…代謝物が外に出ていき易いようになっているんですよ。

橋本

それが年齢とともに外に出にくくなるということですか?

小林先生

そうだね。食べ物でも、お肉なんかをいっぱい食べて野菜を食べないでいるといわゆる酸性体質っていう状況になる…酸性体質だと血液とかリンパ液も酸性寄りになってくる。
実際には酸性にはならないんですけどね…骨を溶かしたりとか別のものからPH(酸性度)を調整するからね。
だいたい7.4 を維持するんだけど、そのかわり骨が溶けるとか、そういうことが起こってくる。で、毒はやっぱり出にくくなる。

橋本

野菜も一緒にとる必要があるということですね。

小林先生

そうですね。
ミネラルが豊富に入っているアルカリ食品っていわれるようなものを摂るといいよね。
血液がアルカリに傾いていくようなものを大量に摂ると、拝毒もスムースにいく。
でもお肉でもお米でもそうだけど、食べるとどちらかというと酸性の方に傾くんだよね。
そういうものばかりを摂取すると、身体は酸性になっていって拝毒も難しくなる。
それが年とともにだんだん細胞の元気もなくなってくると、
ますます毒を外に出すっていうのは難しくなってくる。
そうやって活性酸素なんかもどんどん出てくると、
一番最初に傷つけていくのは血管の内側なんだよね。

活性酸素はなぜ悪いのか?

橋本

なるほど、活性酸素が傷つけるというわけですね。

小林先生

わかりやすく言えば、オキシドール…
髪の毛をつけると白くなって髪の毛がボロボロになったりするのを見たことない?

橋本

ありますね。切れやすくなったりしましたね。

小林先生

あれよりもっと酸化力の強い物質が血液中に出来てくるんですよ。

橋本

それは大変ですね。だから活性酸素が毒と言われるんですね。

小林先生

血管っていうのは…普通の血管は周りに筋肉がついていて、
内側に血管の内皮ってのがあるわけです。
ところが毛細血管の場合は、内皮だけでできているんだよね。

橋本

そういう構造なんですね~

小林先生

もう一度説明すると、太い血管だったら筋肉があって内側に血管をコントロールする内皮っていうのがあるんですよ。
ところが細い血管である毛細血管は内皮だけでできている。
栄養交換とかガス交換なんかがメインの仕事だから、二酸化炭素をとって酸素を供給するっていうガス交換をするには、
あんまり血管に厚さがあっては困るんです。
そうすると細胞膜一枚なわけ。そこにオキシドールをシュッシュッとつけるわけですよ。

橋本

それはまずいですね~

小林先生

毛細血管は髪の毛の10分の1くらいしかない。そこにシュッシュッってつけるわけだから、
すぐにボロボロになってしまうよね。

橋本

それはなりますね。

小林先生

それが例えば糖尿病みたいに血糖値が高い人は、ものすごく促進されてしまうわけです。
血糖値が高くなってくると糖分が高いから細胞から水を吸い出そうとするんだけど、そうすると細胞からどんどん水がなくなっていって脱水症状が起こって、もっともろくなっちゃう。
もちろん活性酸素がたくさんできることもあるけど、細胞そのものももろくなるから、ブチブチブチブチすぐ切れちゃう。
一番簡単によく切れるのは目の奥にある血管。

橋本

それは私も聞いたことがあります。

小林先生

眼底出血なんかを引き起こすようになってくるわけです。
それは血管がもろくなって切れてくるから。
さっき言ったようなオキシドール塗りながら水分を
抜いてやるっていうようなことをするわけだから。

フルボ酸サプリメントに注目?

橋本

ミネラルとかアルカリ成分の摂取に関してですが、なかなか野菜などの栄養は摂りづらくなってきてますよね。
調理したりするとさらに栄養を摂りづらくなってきていると思うのですが、一番手軽に摂れるミネラルにはどういったものがありますか?

小林先生

サプリメントで摂る方法もありますよね。
例えば、フルボ酸なんかは非常に吸収率がいい。
恐竜時代の大昔の植物が堆積して
微生物で完全に分解されて、
泥みたいに地層をなしているわけだけど、
その中にあるフルボ酸っていうのは、
腐葉土の有機酸みたいなやつなんだけどね。
その中に入っているミネラルはものすごい吸収がいい。

橋本

ということは水ってことですか?

小林先生

フルボ酸っていうのは、地層から摂った有機酸です。
サプリメントに頼らないのであれば、果物や野菜を大量に食べるとか、お肉を食べたいと思うときには、その3倍くらい野菜を食べる覚悟かな。
別にお肉が悪いというわけではないんだけどね。
タンパク質は、日本人の健康にものすごく重要な役割を果たしてきたんだけど、
食べるんであれば同じタンパク質でもお魚の方が炎症を起こしにくいですね。
どうしても牛肉なんかの方が身体の炎症を起こしやすい…
そうするといろんな成人病やガンを起こしやすくなってくる。
どちらかというと魚の方は、炎症を抑えてくれるようなEPAとかDHAとかオメガ3系のオイルが入っていて炎症を抑えてくれるので、
タンパク質としてはそっちの方がいいですね。
日本人は特に豆腐や野菜、豆類などから摂ることもできるのでそういうのもいいですね。

ミネラルウォーターは要注意!

橋本

ミネラルウォーターってのもありますが、あれはどうなんですか?

小林先生

ある意味ではものすごくバランスの悪いミネラルになってきてます。

橋本

偏っているんですね、

小林先生

そうです。生体で必要なミネラルっていうのは、ある特定のものをいっぱい摂っていくと、
そうでないものはどんどん出されてしまうんです。相関して出していってしまう。
特定のミネラルウォーターのようにカルシウムの多いものを摂っていたとしたら、
他のマグネシウムだとかを逆に身体の外にどんどん出していってしまう。
そうすると逆効果になってしまうかな。

橋本

水はミネラルがどういうバランスで入っているかが重要なんですね。

食生活のバランスと運動

小林先生

人間にとってね、食べ物っていうのは何か特定のものを大量に食べるっていうよりは、
どちらかというとまんべんなく摂ることが大事。
いろんなものをいろんな形で摂るのが一番だね。

橋本

バランスよく食べるっていうことが大事ということですが、そういったことに気をつけながら、
ランニングをしたりしている人も多いと思いますが、
食生活や運動は結果にどういった影響をもたらすんでしょうか?

小林先生

それじゃあね、いま僕たちが普通「さあ、ごはんだ!」って食べるのは何?

橋本

普通は、お米のご飯ですか?

小林先生

そうだね、まずは主食だよね。まずごはんを食べたいと思うんだよね。
人間の身体ってのは糖がなくなると頭が働かなくなるんで、
糖を摂ろうとすごく欲するわけですよ。
そうなんだけど、僕たちが例えば、炭水化物とでんぷんを摂ると、それが30分位でブドウ糖に分解されて腸から吸収されて血糖値がどんどん上がっていく…
上がった血糖値を使い切れなかったらインシュリンがどんどん出るわけです。
インシュリンは何をしているのかっていうと、出てきた糖を水に溶けないグリコーゲンという糖に変えているんだよね。
肝臓にキープしているわけですよ。
それが完全になくなるは4時間位。
食べたら4時間後には、保管されている状態になるわけですよ。

橋本

使わなければ、燃えないというわけですね。

小林先生

そう、使わない分はキープされる。ある程度たまってくると脂肪に変えられるわけです。
中性脂肪に。
どの辺に一番入るかというと、内臓のところにある脂肪細胞の中に中性脂肪が蓄えられる。
だからお腹が出っ張っている人は、コレステロールを考えるんじゃなくて、
炭水化物を考えなくちゃならないんですよ。

橋本

とてもわかりやすいお話ですね。

小林先生

結局4時間後には貯蔵庫に保管したものを、ほとんどの人が使うチャンスがないわけです。
使うチャンスがあるのは腹が減ったときだけ。
腹が減って血糖値が下がったときにはじめて使うチャンスが出てくるわけです。
ところがね。
朝8時に食べました。
それで血糖値が上がってやっと落ち着いて10時頃になって、
また大福を食べたりチョコレートを食べたりしてしまう人はまた血糖値が上がるから、
肝臓に蓄えられたグリコーゲンは使うチャンスがないわけです。

身体が飢餓にならないとたまった脂肪細胞は燃えない。

小林先生

僕たちはフードピラミッドの一番下は炭水化物だって教わってきてて、
炭水化物をひたすら摂ろうとしているわけだけど、
今の保健所の指導通りにやっているとみんな糖尿病になっちゃう。
食事指導をしてもなかなか治らない。

橋本

治らないのはどうしてですか?

小林先生

糖分を最低何カロリーって摂るんだけど、それを使うことをしないから。

橋本

あ~、結局運動してないからってことですか?

小林先生

そう、だったら糖分を摂らなければいいんだけど。
糖分だけはこれは主食だからって摂るようにしといて、
使うことをしなければやっぱり病気は治らない。
運動の重要性ってのはそこですよ。

小林先生

ある意味で身体が飢餓にならなければ使わないわけだよね。
ところが僕たちは三食食べているから、飢餓が起こったときに次の食事を食べてしまう。
そうするとやっぱり使われない。
逐次それが貯まってきて脂肪細胞が大きくなっていくと炎症反応が起こってくる。
脂肪細胞はずっと貯蔵庫だと思われてきたけど、いまでは脂肪細胞は内分泌物質だということがわかってきている。
内分泌の仕方が普通の脂肪細胞の大きさのときは調整してくれるんですよ。
腹が減ったらエネルギーを出そうとかね。
ところが大きくなってくると、どちらかというと悪さばかりするようになるんです。

橋本

脂肪細胞がですね?

小林先生

炎症を起こしたりとか、発がん性を引き起こしたりとか、インシュリン抵抗性をだしたりとかね。
様々な問題のあるような行動をするわけですよ。

橋本

子供の頃に炭水化物ばかり食べてると、太りやすい体質になるって聞いたことがありますが、
それとは関係ないですか?

小林先生

それは脂肪細胞が子供の頃に数が決まって、
それでそれから変わらないっていう考え方だと思うけど、
最近では脂肪細胞の数も増えてくるっていう論文もあるよね。

橋本

後天的に増えてくるってことですね。

小林先生

そう、だから大量の中性脂肪を貯めて、ちゃんと内分泌をしなくなってくるんだよね。

橋本

ちゃんと内分泌していればそこまで悪さしないってことですか?

小林先生

むしろ、いい。人間の身体ってのは例えば季節性で、秋は収穫の秋だからいっぱい食べて太る。
秋から冬にかけては太ってて、そこから夏にかけて痩せてきてまた秋に太るっていうサイクルを繰り返してきた。
そういういいサイクルを繰り返すためには、
ちゃんとした内分泌の働きが脂肪細胞にないとだめだったんだけど、
世界中からいろんな食べ物が入ってくるようになって季節性がなくなっちゃったわけだ。
つまり、いつでも収穫の秋みたいなもんで、いつでもいっぱい食べられるわけだよね。
もともと日本人みたいな農耕民族は飢えている時期がものすごく長かったわけだ。

橋本

そういいますね。

小林先生

こんなに炭水化物を食べるようになったのは本当に最近のこと。

橋本

だから糖尿病や生活習慣病が増えてきたわけですよね。

脂肪細胞を減らすのは無理?

小林先生

細胞そのものの数は減らせないけど、大きさを減らすことは簡単にできますよね。

橋本

あー、それは可能なんですか?

小林先生

食べ物を制限して運動すればいい。

橋本

細胞は90日間で生まれ変わるっていいますけど、あれは先生としてはどういう解釈なんですか?

小林先生

脂肪細胞が生まれ変わっているのかという話は難しい話で、一般的には変わっていないと考えた方がいいのかもしれないですね。
ネズミに放射線みたいなマークをつけてチーズをあげると、一ヶ月後にチーズは身体のいたるところに分布していた。
代謝のいいところに分布するわけではなかった。
腸の中は毎日入れ替わっているわけです。
赤血球は一ヶ月くらい。
そういうところに物質が集中しそうなんだけど、その理由はわからない。
戦争直後は60歳くらい、
戦後はタンパク質を摂るようになって80歳くらいまで生きるようになった。
だからタンパク質は重要だが、最近になって動脈硬化や心臓の問題が出てきている。

油の質が問題。

小林先生

日本人の場合、揚げ物がすごく多い。傷んだ油はものすごく身体に悪い。
どちらかといえば動物の中に入っている油の方がはるかにいいといえますね。
あとはトランス脂肪酸、細胞膜にくっ付いて悪さをするため、病気を起こすモトになる。

橋本

アメリカとかではトランス脂肪酸を食品に混ぜるのは禁止なんですよね。

小林先生

そうそう。

橋本

当然、油は三大栄養素のうちのひとつなので、何から摂るかが大事なんですよね。

小林先生

そういうことです。
どういう油がいい油で、どういう油が悪い油かということがわかる必要があるよね。
そういう意味では、例えばエクストラバージンオイルは健康にものすごく良くて、乳がんになるリスクもぐっと減ったりすよね。
いいエクストラバージンオイルってのは葉緑素をたくさん含んでいるから緑色が濃いんだよね。
でもそのオイルはものすごく傷みやすい油でもあるから、
封を切ったら2週間以内には食べきることだね。

橋本

へえ~、そうなんですか。

小林先生

むしろ、すぐ食べなければ、身体に悪い油になってしまうよね。

橋本

なるほど。

小林先生

おもしろいのはココナッツオイルです。
ココナッツオイルは中鎖脂肪酸といって飽和脂肪酸ってことでいままで嫌厭されていたけど、
普通の油だったら20個ぐらい炭素がつながっているのが5個しかない大変短い脂肪なのね。
これは身体の中に貯まるのではなく、すぐに細胞の中で炭水化物と一緒でエネルギーになって燃えてしまうんです。
だから身体の中に貯まるわけでもなく非常にいい油。
それで加熱しても切れるところがないから痛みにくい。
だからトレーニングする人たち、ケタジェニックダイエットっていう方法がありますが、
その場合は最高で55%くらい中鎖脂肪酸でエネルギーをとるんです。
ただちょっとだけ油っこいものを摂るのでお腹を壊したりすることもあるんだよね。

橋本

油はそうですね。摂りすぎるとね…

小林先生

あんまり摂ると美味しいっていう食事じゃなくなるんだよね。
ただ料理の中に少しココナッツオイルを入れたりすると、
中鎖脂肪酸も摂れて非常に身体にいいですね。

血管年齢の若返り。

橋本

アンチエイジングな食事など、
そういった生活はレアリスタのお客様の中においても注目されてきてますが、
血管年齢は重要な分類に入ると思うんですけど、若さを保つ秘訣はありますか?
特に血管についてはどうですか?

小林先生

いままで血管年齢ってのは戻すことができなかった。
しかし1998年のノーベル医学・生理学賞で一酸化窒素という物質が血管を若返らせるということがわかったんです。

橋本

実証されているんですか?

小林先生

実証されています。
そしたら一酸化窒素を摂ればいいわけですが、一酸化窒素っていうと手術の時に使う麻酔として考えられてきた。
ところが極微量の一酸化窒素っていうのは血管の内側から出て血管のまわりの筋肉をリラックスさせる。
血管の内側に貯まったコレステロールをとって健康な状態にしていってくれるんです。
そういうことがわかってきた。
それではそれを一酸化窒素自身で摂るのではなく、一酸化窒素をつくるものを摂ることでそれが可能になったわけです。
中に窒素が入っているようなものだよね。昔だったらそれがニトログリセリンだったわけです。
で、狭心症の人はそれを飲むと血管が柔らかくなって血行が良くなって狭心症が治ると…だけど飲んだ次の瞬間に一酸化窒素が出て、
なくなってしまうから長く健康な状態が継続されるわけではなかった。
狭くなっているところは広くはならない。
周辺から柔らかくなった結果、血流が保たれて狭心症が治るんだよね。
身体の中で一酸化窒素を出す物質でL アルギニンってのがあるんですね。
これだけだと同様に持続性はないが、シトルリンや抗酸化物質を組み合わせることでつくられたフォーミュラがある。
それは確実に血管を若返らせてくれる働きがあるんですよ。

橋本

そうなんですね~。血管が若返れば、当然健康になっていくということですか?

小林先生

そうですね。
老化は血管からっていうように
血管が若返ると非常に病気になりにくいです。

橋本

年齢にかかわらず同じように効果があるんですか?

小林先生

若いうちとかってのは関係ないんだよね。
身体の中でつくる一酸化窒素の量も普通だし、
一酸化窒素があってそれが血管にいい影響を及ぼすってのは
血管内皮っていって血管の内側なんだよね。
さっき言ったように毛細血管が構成されているあの部分。
太い血管があってもその内側が調整機構。
ところがその内側は髪の毛の10分の1くらいの太さの毛細血管があって、
その管をつくっている本当に薄い一枚の細胞膜なわけです。
だからすぐだめになっちゃうし一酸化窒素も出てこなくなって血流もなくなる。
一酸化窒素がないと血液ってのは流れないんですよ。
これは輸血をした人のある程度の割合で血管は塞がってしまうっていう問題がずっとあるんだけど解決されていなかった。
ところが毛細血管なんかは6ミクロン~8ミクロンぐらい、赤血球は8ミクロン~10ミクロンぐらいの大きさなんで、
どっちかといったら赤血球のほうが大きいわけだよね。
ここで周りに一酸化窒素があって血管の内側から一酸化窒素があるんで赤血球は変形しながらその中を通っていくんですよ。

橋本

なるほど形をかえていくわけですね。

小林先生

その間に二酸化炭素をとって酸素を放出して…ということをやっていくわけだよね。
ところがそこにカッチンカッチンのが行くんで大きなせんべいを口に入れたような状態がおこるわけだよね。
逆に、犬の実験では輸血する赤血球の中に一酸化窒素を入れて流したら血栓ができなくなった。
そういった一酸化窒素の働きがわかったのがここ10年ちょっとなんです。

橋本

最近なんですね~。

小林先生

そう。

橋本

血管は何歳ぐらいから弱くなるんですか?

小林先生

20歳ぐらいからダメージがあったり、コレステロールが貯まり、60歳ぐらいになると、
かなりの人がプラークと呼ばれる血管の内側に油の詰まったような状態になってきますね。
それがパンって言って血液がそういうところから漏れたりする。
そうすると傷を治そうとして一気に身体中で血液が固まって死んでしまうようなことがある。
そういうことにならないために食べ物も普段から大切だし、アルギニンのサプリメントを摂ることはすごく重要になってきます。

運動と血管の関係。

橋本

運動することでの血管への影響はどうですか?

小林先生

運動することで血管の柔軟性をつくるし一酸化窒素もつくる。また運動することで筋肉に傷がつき、
それを早く治そうと成長ホルモンが出る。
だけどこれは身体全体で起こることでしょ。
身体全体で治そうとする作用が細胞に働けば、新陳代謝がよくなるよね。
狩猟民族から農耕民族に変わった人たちっていうのは、本当に炭水化物の摂りすぎは大きな問題なわけです。
どこかでそれを使っていかなかったら、永久に使うことができないような食生活をしているわけだよね。
それを使わせてあげるような運動は、とても大切です。

橋本

たとえば太っていると歩くのが苦手とかありますが、そういう方でもできる運動はありますか?

小林先生

間接を使わないでできる運動は、プールか自転車です。
太っている人にとっては膝に負担の少ない運動方法です。
もちろん原因はあるから
そこは変えないといけないですよね。

橋本

とても勉強になりました。
小林先生、長時間にわたり、
多くの質問にわかりやすくお話いただき
本当にありがとうございました。